【阪神・矢野監督語録】いい流れつくった中野の初球盗塁「いつも通りのプレー、特別なことじゃない」

[ 2022年5月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-3中日 ( 2022年5月8日    バンテリンD )

<中・神>8回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 ▼不振だった大山はいいきっかけにしてほしい シーズンの中ではこういう時ももちろんあるけど、何かをきっかけにやっていくべき選手なのでね。いいところで1本出て良かったと思う。

 ▼8回は中野の四球から初球盗塁がいい流れをつくった いつも通りのプレーだったと思うし、そんなに特別なことじゃないけど。

 ▼しぶとくつないで勝ち越し ヒットできれいに点を取りたいし、もっともっと点を取らないとあかんと思うけど、現状はやっぱりなかなかヒット、ヒットとは…。向こうも投手がいいんでね。ぜいたくは言えないけど、どんな形でも何とかしよう、足を絡めながら何とかしよう、というのは今、やれることなんでね。ちょっと状態が上がっていない選手が多いんで。甲子園に帰って何とかいい流れをつくりたいなと思う。

 ▼西純の2発被弾は今後の糧に もちろん経験はまだないし、一個一個を学んでいく立場の選手なんで。打たれること自体はね。四球で崩れたわけではないし、それは全然いい、今の段階では。

 ▼次回も1軍で先発 代える必要はないでしょ。

 ▼湯浅も大きな仕事 プレッシャーも一番かかる場面だし、苦しい中で追い越した中だったんで、ある意味では一番難しいけどね。湯浅も経験を積んできて自信を持って投げているし、先頭打者に3ボールまでいったけど、ファウルで粘られながらもあそこにフォークが投げられるということも成長。3人で抑えているということも成長だし、本当に球も開幕してからどんどん良くなっている。

 ▼中継ぎ陣がずっと奮闘 そうやって勝っていかないとあかんチーム。だからこそ、何とか打線をいい方向に持っていけるようにやっていかないとあかんなと思う。中継ぎはもちろん、このままというわけにはいかないけど、高い位置でキープしてくれたらうれしい。いい競争ができている。

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2022年5月9日のニュース