阪神・岩崎 完全無欠の投球で5セーブ目 おなじみ「勝つことができてよかったです」

[ 2022年5月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-3中日 ( 2022年5月8日    バンテリンD )

<中・神>勝利を喜ぶ岩崎(左)と梅野(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 敵地で完全無欠の快投だ。阪神・岩崎が、1点優勢の9回を締めて今季5セーブ目をマーク。先頭の高橋周、木下を簡単に仕留めて2死を取ったが、鵜飼の弱い投ゴロをはじく自らの失策で出塁を許した。

 実は、左腕自身がバンテリンドームで走者を許したのは19年8月14日の7回に木下に二塁打を浴びて以降、昨年9月23日まで30人連続で封じていた。この日も2者を打ち取って実に32人連続アウト。“完全試合”の27人連続アウトを超える快投劇はストップしたものの、2死一塁で最後は代打の郡司を遊ゴロに仕留め、同ドームでの連続無失点を18年8月21日から16試合に伸ばした。

 今季ようやく初勝利を挙げるなど、ナゴヤドーム時代から長年チームの鬼門になっている敵地で“無双”を続ける守護神。11試合連続零封とし、試合後は広報を通じて「勝つことができてよかったです」とおなじみのコメントを残した。(遠藤 礼)

 《バンテリンDでは18年以来無失点》1点リードの9回に登板の岩崎(神)が2死から自身の失策で鵜飼の出塁を許すも、続く郡司を凡退に仕留めて今季5セーブ目。バンテリンドームの中日戦で走者を許したのは19年8月14日7回、木下拓の左越え二塁打以来10試合ぶり。同球場での失点は18年8月1日6回の1失点を最後に16試合連続で許していない。

 《点取られない救援陣》この日は7回からアルカンタラ→湯浅→岩崎の無失点リレー。チームの救援陣は4日のヤクルト戦6回、浜地がオスナに適時打されて以降、相手に得点を許していない。なお前回はイニング途中降板した先発・秋山の失点のため、救援陣の無失点は4月30日巨人戦の8回から18回2/3で継続中だ。

続きを表示

2022年5月9日のニュース