明大・蒔田がリーグ初完封で法大に雪辱「試合のつくり方が分かってきた感じです」

[ 2022年5月9日 15:55 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第5週第3日 3回戦   明大2―0法大 ( 2022年5月9日    神宮 )

明大・蒔田
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 明大・蒔田稔(3年=九州学院)が法大打線を散発の3安打、9奪三振116球の完封で1勝1敗1分のタイに持ち込んだ。

 140キロ中盤のストレートを軸に変化球を巧に使い、蓑尾海斗捕手(4年=日南学園)のリードも冴えてリーグ戦初の完封につなげた。

 「1回戦を僕で負けて、3回戦の準備をしてきました。今季は先発で使ってもらって、試合のつくり方が分かってきた感じです」投手力に不安の残るチームの中、エース格に成長して3勝目。4回戦も救援で準備するつもりだ。打っては今季初4番に入った上田希由翔(3年=愛産大三河)が3回の1死満塁で中前に2点適時打。目の前で3番を打つ5割打者・宗山塁(2年=広陵)が申告敬遠され「後輩(宗山)が歩かされ、なめられてるなと思って打席に入りました。決めてやろうと思ってました」と殊勲の決勝打を振り返った。今季勝ち点を落としていないのは明大だけ。あす10日の4回戦に勝てば首位に立つ。

 なお10日は10時から早大―東大の4回戦が行われ、その後明大―法大4回戦となる。

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2022年5月9日のニュース