NPB2日に審判員と全体ミーティング「正しい試合運営ができるように」朗希と白井球審をめぐる問題受け

[ 2022年5月9日 19:15 ]

4月24日のオリックス―ロッテ戦の2回、佐々木朗(左)のもとに詰め寄る白井球審
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 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は9日、ロッテ・佐々木朗をめぐり物議を醸した問題を受け、2日にオンラインで審判員と全体ミーティングを開催したと明かした。この日開催された12球団代表者会議と機構理事会、実行委員会後に同事務局長が取材対応。会議の中では、4月24日のオリックス―ロッテ戦で佐々木朗に詰め寄った白井一行球審の行動に対し、公認野球規則に記されている審判員の行動規範を順守することが改めて確認されたと、各球団に報告した。

 同事務局長は「“審判員の行動規範”は全ての審判員が熟読しているが、改めて確認をした。そうしたことによって正しい試合の運営ができるようにと確認した話を経過も含め12球団に説明し、今後の審判員の行動についての報告とさせていただいた」と語った。

 同規則には「審判員は、競技場における唯一の代表者であって、強い忍耐と、よりよい判断とを必要とするようなつらい立場に置かれることがしばしば起こるが、悪い事態に対処するにあたっては、感情を棄てて自制することがいちばん大切なことである―(原文抜粋)」と記されている。

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2022年5月9日のニュース