阪神・岩崎は守護神ではなく「8回の男」に 「あそこつなぐところは大事なんで」 矢野監督が理由明かす

[ 2022年3月29日 22:24 ]

セ・リーグ   阪神2-3広島 ( 2022年3月29日    マツダ )

<広・神(1)> 9回1死満塁、西川にサヨナラ打を浴びた湯浅(左) (撮影・平嶋 理子)
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 阪神が悪夢のサヨナラ負けで、開幕4連敗を喫した。1点リードの9回に登板した新守護神・ケラーが1死満塁とされてKO。後を受けた湯浅が西川に右越えへのサヨナラ打を浴びた。以下は、試合後の矢野監督との一問一答。

 ――1つ勝つ難しさ
 「うーん…まあね、それはもちろん、重々感じてます」

 ――ケラーはアンラッキーもあった
 「まあアンラッキーというか、まあまあ、うん…。空振りもね、取れるボールがないし、どうしても1人に対する球数も増えてきてしまっているので。状態的にはやっぱりまだしんどいかな、というところで代えたけど」

 ――湯浅にも期待を込めて登板させたと思うが
 「いやまあ、あそこはね、もう開き直って、勝負に行った結果なんで。あそこで行く経験ももちろん湯浅にもまだなかったし。でもまあ、そういうところから、経験積んだ中からね、成長して行ってくれたらなというところで。誰が行ってもどう行っても厳しい場面なんで」

 ――岩崎はらしいところを見せたが、今後の順番は
 「いやあまあまあ、ケラーは後ろっていうのは外すけど、優(岩崎)はそのままの方がいいんかなって。あそこつなぐところは大事なんで。もちろん、後ろも大事だし、全部大事なんだけど」

 ――抑えは
 「現状、湯浅でいこうかなって」

 ――西勇は力投
 「よう粘ってくれたよ。立ち上がりから球数も増えていたし、あのイニングまでしっかり投げてくれたのが、一番今日の試合のあそこまで持って行けたということなんで」

 ――7回以降、得点圏で点が入らなかった
 「うーん。まあね、まあ、振り返ればバントとか、拓夢(中野)のセカンド、タッチプレー(9回の曽根の二盗。坂本の二塁送球はアウトのタイミングも、中野が捕球しきれず)も、こっちはアウトに見えたんで。あれはもちろんしっかり捕ってほしかったし、ケラーのピッチャーゴロも逆に触ってなかったらダブルプレーもあったかなと思うし、後から言えばいろいろあるけど」

 ――終わったことを
 「簡単に済ますつもりはもちろんないけどね、そんな簡単なことでは済まされないと分かった上でも、それしか今やれることないんで、やるしかないよ」

 ――明日の伊藤将で勝ちに
 「毎日そう思ってるよ」

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2022年3月29日のニュース