日本ハム・上沢、山川に2被弾…8回4失点と粘るも打線が得点奪えず

[ 2022年3月29日 21:07 ]

パ・リーグ   日本ハムー西武 ( 2022年3月29日    札幌D )

<日・西>力投する先発の上沢(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの上沢直之投手(28)が29日に行われた西武との本拠地開幕戦に先発し、8回4失点と粘りの投球を見せたが、勝利投手の権利を得ることはできなかった。

 チーム3連敗で迎えた札幌ドーム最後の本拠地開幕戦。先発マウンドに上がった上沢は、初回をわずか8球で仕留める完璧な立ち上がり。だが、2回に先頭の山川に甘く入ったストレートをバックスクリーンに運ばれて先制を許した。続く森には内角の直球を二塁打され、外崎の一ゴロの間に三塁へと進まれた。そして1死三塁から栗山に左犠飛を許して2失点目となった。

 早々に2点を与えてしまった上沢は3回、4回と無失点に抑えたが、5回に先頭の栗山に遊撃内野安打を許すと、犠打と投ゴロで2死二塁として迎えた1番・鈴木に左前打を浴びて3点目を許した。

 それでも6、7回を無失点に抑えて粘りの投球も、8回2死に迎えた山川にこの試合2本目となる本塁打を浴びて力尽いた。上沢は8回126球を投げて4失点と。援護したかった打線は西武先発のドラフト2位左腕・佐藤の前に5回4安打無失点に封じられ、水上、平良からも得点を奪えなかった。

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