楽天・マー君 7回1失点で今季初勝利!石井監督に並ぶ日米通算182勝 ドラ2安田が12球団新人1号

[ 2022年3月29日 21:14 ]

パ・リーグ   楽天2ー1オリックス ( 2022年3月29日    京セラD )

<オ・楽(1)>7回2死、後藤を空振り三振に抑え、雄叫びをあげる田中将(撮影・坂田 高浩)
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 楽天は先発の田中将が7回1失点の好投で今季初勝利。この勝利で日米通算勝利数3位タイとなる石井一久監督に並ぶ日米通算182勝になった。自身も昨年7月13日のソフトバンク戦以来の白星となった。チームも2連勝となった。

 今季初登板となった田中将は2回まで無失点に抑えていたが、0―0の3回先頭の紅林の中前打で出塁を許す。その後1死二塁のピンチを招くと福田から見逃し三振を奪ったが続くバレラにライトへの適時二塁打を浴びて先制点を失った。その後は無失点投球を披露し、味方の援護もあり2―1で迎えた7回も先頭の宗を遊飛で打ち取り、続くラベロ、後藤から連続三振を奪って三者凡退に抑えた。7回93球を投げて、4安打1失点で降板した。

 しかし田中将が降板後8回から登板した2番手のブセニッツ、3番手の弓削で2死満塁のピンチを招く。ピンチの場面で4番手の西口が杉本を二ゴロで打ち取ってピンチを切り抜けた。9回は守護神の松井が試合を締めた。

 打線は先制を許して0―1で迎えた5回2死走者なしで21年ドラフト2位の安田がオリックス先発田嶋の初球のカットボールを打った瞬間に本塁打を確信。右翼席の奥へ打球を運ぶ特大ソロは12球団ルーキー1号となった。1―1で迎えた7回1死満塁で西川の一ゴロも一塁手ラベロの失策で三塁走者が生還して勝ち越しに成功した。

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