DeNA・今永、最短で5月中旬以降に1軍登板へ

[ 2022年3月29日 05:00 ]

DeNA今永
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 DeNA・今永昇太投手(28)の今季1軍登板が、最短でも5月中旬以降にずれ込むことが28日、分かった。

 今季開幕投手最有力だった左腕は、2月中旬に「左前腕の軽い炎症」を発症。自身は発症後に「投げようと思えば投げられる」と話し、三浦大輔監督も「軽い炎症なので、今のうちに取ってしまおうということ。シーズンで万全に戦ってもらうために、しっかりと治そうと」とした。そのため、当初は4月上旬の1軍登板を見込んでいた。

 だが予定より回復具合が遅く、ここ数日でブルペン投球を開始したばかり。今後は4月下旬の2軍登板を目指し、最短でも5月中旬の1軍登板を目指すことになる。

 とはいえ、今永は20年10月に左肩をクリーニング手術しており、回復具合などの総合的な判断によっては、1軍登板はさらに6、7月まで大幅に遅れることも予想されている。

 チームは本拠地23年ぶりとなる開幕カード3連敗スタート。自身初の開幕投手を務めた東克樹投手も、出場選手登録を抹消された。
 今永というエース不在の序盤の戦いが続くことになるが、先発陣は2軍で好調な阪口皓亮投手、京山将弥投手、宮国椋丞投手らを含め、スクランブル態勢でチームスローガンの「横浜反撃」に取り組んでいくことになる。

 29日からは敵地で中日3連戦。まずは借金返済へ全力を尽くすことになるが、一方で今永自身もしばらくはもどかしい日々が続くことになる。

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2022年3月29日のニュース