巨人わずか3安打でヤクルト狩り 戸郷7回10K 岡本和2戦連発 今季初スタメン松原が走者一掃三塁打

[ 2022年3月29日 21:09 ]

セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2022年3月29日    神宮 )

<ヤ・巨1>6回、松原(手前)の3点適時三塁打に歓喜の巨人ナイン(撮影・島崎忠彦)
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 巨人が相手のミスにも乗じてわずか3安打で5点を挙げ、連敗を阻止。開幕3連勝中だったヤクルトに今季初黒星を付けた。

 今季初登板となった先発右腕・戸郷が初回に先制点を許したものの、7回で10三振を奪い、6安打2失点と好投して今季初勝利。打線は主砲・岡本和が4回に相手先発右腕・奥川から2戦連発となる2号ソロを放って1―1の同点とすると、奥川が4回で緊急降板した後の6回には3番手左腕・坂本から2四球と野選で無死満塁のチャンスをつかんで相手のタイムリーエラーで勝ち越し。なおも続いた2死満塁で今季初スタメンだった松原が左中間を抜く走者一掃の適時三塁打を放って5―1とした。

 5―2で迎えた8回には2番手右腕・畠が1死から山田に二塁打された後、四球と安打で満塁のピンチを招き、長岡の右前に抜けそうな痛烈な打球を一塁手・中田がダイビングキャッチして一ゴロにする間に失点。2点差に詰められたものの、なおも続いた2死二、三塁のピンチでリリーフした3番手右腕・鍬原が後続を断ち切り、最後はドラフト1位ルーキーの守護神・大勢が今季3セーブ目で締めくくった。

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