阪神・ガンケル　1軍昇格へ準備は万全 先発陣指名練習に志願の参加

練習前にあいさつするガンケル（中央）
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　春季キャンプ中に発症した腰の張りで出遅れていた阪神・ガンケルが、甲子園室内での先発陣の指名練習に参加した。27日のウエスタン・リーグの中日戦では3回2/3を1失点。リハビリ登板を終え、昇格の準備は整っている。

　現状、4月3日の巨人戦で昇格即先発するプランもゼロでないが、開幕3連戦で小川、桐敷の若手2人が試合をつくる好投。助っ人右腕がローテに復帰すれば、いずれか1人は中継ぎに配置転換されることになりそうだが、次回も先発機会が与えられそうだ。

　28日の練習参加は本人の希望だったもようで、福原投手コーチも「（ガンケルは）練習に来ただけです。練習生（笑い）」と語るにとどめた。それでも、昨季9勝を挙げた男のスタンバイは頼もしい限りだ。