巨人・鍬原がまたも好リリーフ! 17年ドラ1右腕「振り返らずに前だけを向いて投げていきたい」

[ 2022年3月29日 22:33 ]

セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2022年3月29日    神宮 )

<ヤ・巨(1)>8回、オスナを内野ゴロに打ち取り、ガッツポーズする鍬原 (撮影・森沢裕)
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 巨人の5年目右腕・鍬原拓也投手(26)が開幕4戦目となったヤクルト戦(神宮)で好リリーフ。2試合連続となる今季2ホールド目をマークした。

 5―2で迎えた8回、この回から登板した2番手右腕・畠が1死満塁のピンチを招き、長岡の右前に抜けそうな痛烈な打球を一塁手・中田がダイビングキャッチして一ゴロにする間に失点。5―3と2点差に詰められ、なおも続いた2死二、三塁のピンチでリリーフ登板すると、オスナを6球で遊ゴロに打ち取った。

 2017年ドラフト1位で入団した右腕は育成契約を経て今月11日に支配下へ再登録。オープン戦6試合に登板して防御率1・93と結果を残し、開幕1軍をものにした。15日に行われた中日とのオープン戦(バンテリンD)後に「鍬原、いいですね。非常になんていうんだろう…役割を持たせられるような存在感が出てきている気がしますね」と話していた原辰徳監督(63)は、この日も「あの場面で自分の投球ができるから、素晴らしいと思いますね」とコメント。その存在に目を細めた。

 鍬原は「役割というのを深く考えずに、自分は任されたところでしっかり自分のボールを投げることだけ」とコメント。「去年は投げられずに後がない状況でしたが、今年は振り返らずに前だけを向いて投げていきたい」とがむしゃらな姿勢を見せていた。
 

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2022年3月29日のニュース