日本ハム“開幕投手候補”姫野 緊張の初登板初先発で満塁弾被弾「まだまだ実力不足と」

[ 2022年3月16日 14:14 ]

<西・日>初回2死満塁、姫野は愛斗(右奥)に本塁打を浴びる (撮影・西川 祐介)
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 日本ハム育成の姫野優也投手(24)が16日の西武戦(ベルーナドーム)に先発。昨年5月に外野手から転向したばかりの右腕にとって緊張の1軍初初登板初先発は1回40球を投じ、3安打5失点で「大役」を終えた。

 1番・鈴木への初球から151キロを計測。以降もオール直球で押したが、4球目を右二塁打された。源田は四球、森はフルカウントからスライダーで見逃し三振も、外崎に四球を与えた2死満塁から7番・愛斗に148キロ内角高め直球を左翼席に運ばれた。痛恨のグランドスラムを被弾。それでも次打者・高木を左飛に打ち取ると、この回限りでマウンドを降りた。

 背番号161の育成右腕は試合前「緊張もしておりますが、楽しみの方が大きい。支配下(選手登録)を目指して頑張りたい」と意気込んでいた。

 3・25開幕投手の候補と示唆していた新庄剛志監督は前日「楽しみ。(緊張で)どれだけカッチカチになるか」と冗談まじりに話していた。

 ▼日本ハム・姫野「ストライクとボールがはっきりとしてしまったので、まだまだ実力不足と感じました。きょうの日を生かして、これからも頑張ります」

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2022年3月16日のニュース