セ開幕投手決定急転…阪神・青柳が濃厚接触者疑いで白紙 菅野VS大野雄 東VS大瀬良 ヤクルトは小川

[ 2022年3月16日 22:41 ]

<ヤ・D>ヤクルト先発の小川(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの高津臣吾監督(53)は16日のDeNA戦(神宮)後、今季の開幕投手を小川泰弘投手(31)が務めると発表した。今季から新たに選手会長も務める小川は、チームが20年ぶり日本一に輝いた昨季に続いて2年連続6度目の開幕投手となる。

 小川はこの日のDeNA戦に先発登板し、3回まで完全投球を見せたものの4回に打ち込まれて一挙5点を失うなど6回途中7安打7失点で降板し、敗戦投手となったが、高津監督は「開幕投手は小川です。3月29日のジャイアンツとの、神宮での開幕は奥川です」と発表した。今季開幕戦となる25日の阪神戦(京セラD)は昨季チーム最多タイの9勝(6敗)を挙げた小川、ホーム開幕戦となる29日の巨人戦(神宮)は同じく昨季9勝(4敗)をマークした3年目の奥川恭伸投手(20)が先発する。

 ヤクルトの発表を受け、セ・リーグの開幕投手が出そろったが、その後、阪神が新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触の疑いがあるとして青柳晃洋投手(28)が自主隔離をすると発表。今後のチーム合流時期は未定で、25日のヤクルト戦の開幕投手は白紙となった。この日受けたPCR検査では陰性だった。阪神の矢野燿大監督(53)は「こればっかりは全員でなんとかしていくしかない。ヤギ(青柳)もそういうのをプラスに変えられる選手なので」と語った。

 【3月25日 セ・リーグ開幕投手】
阪神・青柳晃洋(初)→白紙―ヤクルト・小川泰弘(2年連続6度目)
巨人・菅野智之(5年連続8度目)―中日・大野雄大(2年ぶり4度目)
DeNA・東克樹(初)―広島・大瀬良大地(4年連続4度目)

続きを表示

2022年3月16日のニュース