エンゼルス大谷翔平と一問一答 「スタートの1発目から100%で行けるようにしたい」

[ 2022年3月16日 11:14 ]

<エンゼルスキャンプ 2日目>会見で笑顔の大谷 (撮影・光山 貴大)
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エンゼルスの大谷翔平投手(27)が15日(日本時間16日)、アリゾナ州テンピでキャンプ2日目を迎え、ブルペンで捕手を立たせて3球、座らせて24球を投げた。練習後に昨季のオールスター戦以来となる対面での会見を開いた。以下、主な一問一答。

 
 ――今年の目標。
 「まずは全員、健康でフルシーズン戦うということ、それができれば、ポストシーズン、プレーオフが見えてくるのかなと思います」

 ――ジョー・マドン監督は昨季と同じようなパフォーマンスを求めていた。去年と同じ、もしくはそれより超えたいか。
 「去年と同じようにやろうと思ったら、なかなか難しい、そういう成績は残らないかなと思うので、もっともっと上を目指して頑張りたいなと思います」

 ――改善できるところは。
 「技術的なところももちろんそうですし、フィジカルはもう既に去年よりいい状態でここまで来ているので、そこも引き続き改善したいと思ってます」

 ――昨季の活躍で球界の顔と言われている。新たな責任感が生まれた。
 「去年の1年で特に変わるということはないですけど、いい活躍を長く続けるということが一番大事なことなので、チームとして勝つのもそうですし、個人的にいいシーズンを送りたいなと思ってます」

 ――ロックアウト中は主に何をしていた。
 「遅れそうだなというのはもちろんありましたけど、なるべく早くこっちに入ってトレーニングはしていたので、いつ始まってもいいように準備はしていました」

 ――投手として前半戦は四球が多かった。
 「打たれるのはしょうがないですけど、そうやって四球で出すのはリズムも悪くなるので、改善のポイントの1つかなと思うので、去年の最後の方のピッチングをフルシーズン続けられるように、まずはそこをしっかりやりたいと思います」

 ――昨季は食生活、チームの中での起用法などが改善されたが、今年の改善点は。
 「大きく変えたことはない。そこは継続して改善していく。長期的に見て、1年でどうこうなるという、大きく変わることはない。5、10年見た中でしっかりと続けていきたい」

 ――昨季のキャンプは二刀流で成功しなければ、最後のチャンスという思いで挑んだ。
 「(投打)2つやる、やらない関係なく、どの選手も毎年入れ替わりも激しい。毎年入れる保証もない。レギュラーの保証もない。毎年、毎年、スプリングトレーニングからしっかりと結果を出しに行く。そういう気持ちを持って頑張りたい」

 ――開幕投手に意欲は。
 「そうですね、やってみたいなというのはもちろんある。特に絶対にやりたいみたいなところはないので、投げるにしろ、うつにしろ、まず開幕でいいスタートを切れるようにそこに調整してがんばりたい」

 ――契約延長について、個人的にどう感じているか。そういう話はあったのか。
 「シーズンに入っていくので、代理人に全部任せている」

 ――シーズン中に契約の話をする予定は。
 「個人的には基本的には代理人の方に話は任せて、シーズンに集中したい」

 ――先発右腕シンダーガードを始め、投手を補強したが、どう感じているか。
 「雰囲気もいいと思うし、今年からの選手もみんないい人たちばかりで馴染んでいる。いい雰囲気だと思う」

 ――キャンプも短くて、二刀流で体の負担がかかる中、いつ頃100%の状態に仕上げるか。
 「それは頭から行けるように準備している。そのために、年明けから、その前からですけど、しっかりやってきている。スタートの1発目から100%で行けるようにしたいなと思う」

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