阪神・佐藤輝は浮かれない「やるべきことをしっかりやるだけ」　打率・359のチーム三冠でも大人コメント

オープン戦   阪神9ー6ソフトバンク （ 2022年3月16日    ペイペイD ）

＜オープン戦　ソ・神＞2回1死一、二塁、中越え3ランを放つ阪神・佐藤輝（撮影・岡田　丈靖）
Photo By スポニチ

　◇オープン戦　阪神9―6ソフトバンク　2022年3月16日　ペイペイドーム

　阪神・佐藤輝が新4番として開幕へ弾みをつけた。2回1死一、二塁から松本の初球148キロをとらえ、中堅左へ2試合連続となる3ランを放った。

　「打ったのはストレート。しっかりと初球からスイングをしに行けましたし、それがいい結果となって良かった」

　「いいイメージがあるので、すごく好きな球場です」の言葉通り、昨年は石川からオープン戦初本塁打、前日も笠谷からオープン戦第1号。そして、この日はまさに開花弾。開幕に向けて死角もなくなった。

　「4番ですか？自分のやるべきことをしっかりやるだけ。しっかり1戦目から打って勢いをつけたい」

　6回にも、前日に本塁打を放った左腕・笠谷の130キロスライダーをとらえ、右前打。8回にはモイネロから四球を選び、この日は2打数2安打3四球で10割の出塁をマーク。オープン戦打撃成績も12試合で打率・359に伸ばした。2本塁打、9打点でチーム3冠にも躍り出た。