中日・松葉　5回1失点の好投で開幕ローテ入りへ前進　立浪監督「素晴らしい投球だった」

オープン戦   中日0ー4巨人 （ 2022年3月16日    バンテリンD ）

＜オープン戦　中・巨＞4回を終え、ナインに手を叩きながらベンチに戻る中日・松葉（撮影・椎名　航）
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　オープン戦初先発の松葉が開幕で激突する巨人を相手に5回を3安打1失点と好投し、開幕ローテーション入りをアピールした。

　「自分の持ち味はテンポの良さとゴロを打たせる投球。きょうもしっかり実践できたのでよかった」

　緩急自在の投球で巨人打線を翻弄（ほんろう）した。直球は140キロに満たないが“最遅”98キロのスローカーブにキレのあるスライダー、チェンジアップを駆使してゴロの山を築かせた。4回に中田に先制打を許したが、続くウィーラーは外角のチェンジアップで注文通りのニゴロ併殺打に打ち取った。

　昨年は14試合に登板し6勝5敗、防御率3・20。今年も存在感を見せる左腕に立浪監督も「安定感がある。読谷（2軍キャンプ）からだったが、順調に来ているかなと思う。前回も良かったし、きょうも素晴らしい投球だった」と信頼を寄せた。