阪神・西勇　5回3失点も心配無用　ギータを3打席連続K斬り!3・29へ「さらに状態を上げていきたい」

オープン戦   阪神3－3ソフトバンク （ 2022年3月15日    ペイペイD ）

先発した西勇は5回3失点
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　何の心配もいらない。オープン戦最終登板の阪神・西勇は今春最長の5回を投げ、7安打3失点。4回にリチャードに左越え3ランを浴びたものの、柳田を3打席連続三振に仕留めるなど、変化球のキレにも本番並みに磨きがかかってきた。

　「結果よりも内容を求めていた中で、前回よりもいいボールも投げられていたと思います。開幕に向けて、さらに状態を上げていきたいと思います」

　真っすぐに加え、シュート、フォーク、スライダー、チェンジアップなどの豊富な球種もきっちり制球。強力打線を相手に3回までは2安打無失点と快調に飛ばした。4回2死一、三塁から伏兵・リチャードに初球を左翼席に運ばれたのは反省材料。ただ、続く5回1死一、二塁では1段階ギアを上げ、柳田をフォークで空振り三振、グラシアルをシュートで遊ゴロに仕留め、登板を終えた。

　矢野監督も「経験ある投手やしね。段階を踏んで自分の中でやることは分かっていると思う」と信頼。開幕2カード目初戦の29日広島戦に視界良好だ。