楽天高田孝、開幕ローテ入りへ、あすの阪神戦先発 石井監督からアドバイスされる場面も

[ 2022年2月18日 16:59 ]

<楽天金武キャンプ>ブルペンで投げる高田孝(右)と石井監督(撮影・篠原岳夫)
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 楽天の2年目右腕・高田孝一(23)が初の開幕ローテーション入りを目指し、19日の練習試合・阪神戦(沖縄・金武)に先発する。3回を投げる予定とあり、この日は捕手を立たせた調整に終始した。

 ブルペンでは石井一久監督(48)に先発なら大胆さと繊細さを共存させつつ、次回につながる1球を重ねる練習をすべきとアドバイスされた。「若い選手に結果を求めたり、プレッシャーをかけるのではなく、向上心を持ってプレーしてほしい」との指揮官の言葉に、高田孝も「きょうは何をしたいんだ、という自分の意識を明確にして、徐々にステップアップできればいい」と意気込んだ。

 前回登板した13日の日本ハム戦では3回無失点と好投。「直球をしっかり外、内のコースに投げる。変化球は初球にポンってストライクを取って、追い込んでから1球で三振を取れるように」とテーマを掲げた。

 法大時代は最速156キロの直球を武器に東京六大学リーグで活躍。ただプロでの先発デビューとなった昨年6月26日のソフトバンク戦は、5人目の打者に頭部死球を与え、2/3回16球でマウンドを降りた。

 とはいえ首脳陣の期待は変わらない。高田孝の雪辱の2年目がスタートする。

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