阪神・藤浪 19日楽天戦は剛腕から変幻へシフトチェンジ「より変化球の精度を求めていく」

[ 2022年2月18日 05:30 ]

<阪神春季キャンプ>ブルペンで投球する藤浪 (撮影・平嶋 理子)  
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 19日の楽天戦(金武)に2番手で登板予定の阪神・藤浪は「剛腕」から「変幻」のシフトチェンジを試みる。

 「より変化球の精度を求めていく」。5日の紅白戦、11日の日本ハム戦(名護)で披露したカーブだけでなく、巨人・菅野から教わったワンシームについて「(投げる可能性は)ゼロではない。感覚的には今まで投げていたツーシームと変わりない」と解禁を示唆した。

 さらに意識を置くのは、武器であるカットボールよりも曲がり幅が大きく、球速も10キロほど遅いスライダーの駆使。「カットとスライダーを区別して投げられれば」と今春最速159キロの直球だけに頼らないスタイルで挑む。「良くて当たり前というか。この時期良かったからといってローテに入れるわけではない」。競争の身でも、見据えるステージはまだ先にある。(遠藤 礼)

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