広島ドラ1左腕・黒原　フォーム修正に試行錯誤「タイミングをズラさないと」19日に実戦デビュー

＜広島沖縄キャンプ＞ブルペンで投げ込む広島・黒原（撮影・坂田　高浩）
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　広島のドラフト1位左腕・黒原（関学大）がブルペンで右足を上げてから1秒ほど制止する投球フォームを試みた。28球を投げた後、従来のクイック投法に戻して59球。「どっちにしても、タイミングをズラさないとダメ。自分に合う方法を見つけていれば…」と意欲的だった。

　初の実戦形式だった15日のシート打撃で打者11人に8安打され、打者とタイミングが合いやすいフォームに修正の必要性を実感。佐々岡監督からは身ぶり手ぶりで「上体が突っ込んで球離れが早いとカットは曲がらないし、直球も抜ける」と助言も受けた。

　試行錯誤の中、19日の巨人との練習試合で実戦デビュー。「試合になったら入り込んで集中して全力でやれたら」と意気込んだ。