MLB新労使交渉難航　キャンプイン延期　18日6度目交渉予定

　大リーグは新労使協定を巡る交渉が難航したまま、当初のバッテリー組キャンプ初日予定だった16日（日本時間17日）を迎え、正式発表がないままキャンプインが延期となった。

　アリゾナ州ではエンゼルスのトレーニング施設に昨季MVPの大谷らはもちろん不在で、練習用フィールドにも人影は見当たらなかった。大リーグ機構（MLB）と選手会は17日（同18日）に6度目の交渉を予定。前回の話し合いでMLBは年俸総額が上限を超えた球団に対する課徴金（ぜいたく税）の規定額や年俸の最低保障額でわずかながら譲歩しており、選手会の対案が注目される。