高校野球で新基準バット導入 事故防止で見直し 日本高野連理事会で決定

[ 2022年2月18日 20:45 ]

甲子園球場
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 日本高野連は18日、大阪市内で理事会を開き、金属バットの新基準導入を決めた。

 新基準導入の理由は、投手の打球直撃に伴う事故防止で、現行バットの最大直径67ミリから64ミリにし、打球部の素材の厚さを3ミリから4ミリと変更した。細く、打球部の素材を肉厚にすることでなることで、打球部の素材がへこみ、復元する力でボールがはじき返される力を減らして反発を抑えることができるという。打球速度も遅くなり、投手が打球を直撃してけがをするリスクが減ることが期待される。

 近年の高校野球の「打高投低」のバランスを見直す意味もある。23年まで2年間を現行と新基準の併用期間とし、24年のセンバツから完全移行する予定だ。

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