中日・山本が“名人”川崎憲次郎氏からシュート伝授され手応え―「強いシュートがいった」

[ 2022年2月18日 19:53 ]

球団OBの川崎憲次郎氏からシュートを教わり、早速、ブルペンで練習する中日・山本
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 中日の山本拓実投手(22)が18日、ヤクルト、中日で活躍した川崎憲次郎氏(51)からシュートを伝授された。ブルペンでの投球練習前に落合ヘッド兼投手コーチを交えて約10分間、現役時代にシュートを得意としていた同氏からアドバイスを受けた。

 「ぼくは投げ始めてまだちょっとしか経ってない。川崎さんがどういう風にシュートを投げていたのか、感覚の部分とか。どういう風な使い方するか話してもらった」

 スライダーを武器とする山本は12日の朝に立浪監督から「シュートを投げてみたらどうだ」と逆方向に曲がる変化球の習得を提案され習得に着手。翌13日の紅白戦では“一夜漬け”で実戦投入して2回を無失点に抑えた。

 川崎氏からレクチャーを受けるとブルペンでは51球中、15球シュートを投げ「シュートを投げるときに膝を送るというか、より打者に入っていくイメージがいいんじゃないか?とアドバイスいただいた。試したら、より強いシュートがいった。手応えはあったので一つ引き出しに加えたい」と好感触を得た。

 19日のDeNAとの練習試合(北谷)はリリーフで登板する予定。「キャンプとオープン戦でしっかりアピールして、1年間1軍にいることは最低限(の目標)だと思っているので、そこ目指してぬかりなく準備していきたい」

 新球の完全習得で投げっぷりの良さと強気の投球にさらに磨きがかかるはずだ。

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