江夏豊さん 抑えがマウンドで萎縮しては「いい仕事はできない」 中畑氏を一喝?「そんなこともあった」

[ 2022年1月19日 16:33 ]

江夏豊氏
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 NPB記録のシーズン401奪三振などで知られる伝説の大投手で、野球解説者の江夏豊さん(73)が16日に放送されたTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)を相手に現役時代の思い出を語った。

 その中で、1976~77年の南海時代に苦楽をともにした当時の選手兼任監督で、2020年2月に84歳で亡くなった恩師・野村克也さんから「野球界に革命を起こしてみないか」という口説き文句で自身がこだわり続けた先発からリリーフへ転向した際のエピソードも詳しく明かした。

 すると、特にリリーフ転向後の江夏さんについて石橋が「マウンドに上がった時の感じが、オレが中学・高校ぐらいの時でしたけど、江夏さんが出てくるとテレビで見てても怖かったですもん」と感想を口に。さらに「一回、中畑(清)さんがバッターボックスに立って“ボール換えてくれ”って。バッターは権利あるわけですよ。ボールにちょっと土が付いているとか。見づらいから換えてくれって。そしたら江夏さん、ずかずかずかってマウンドを下りて。“ナニ言っとんじゃ!お前は!”って。明らかに口(の動き)が。”10年早いわ!”とか」と当時テレビで見た光景を明かし「あれ、完全に中畑さんに言ってましたよね?」と楽しそうな口調で問いかけた。

 これに、「なんか、そんなこともあった」と江夏さん。あっさり認めた稀代の大投手に、石橋やスタッフは思わず大爆笑となった。散々、大笑いした後に「やっぱ、あのぐらい迫力をもっていないと、抑えのしびれる場面っていうのは抑えられないわけですよね。江夏が出てきたらもうダメだって相手に思わせるぐらいの…」と石橋。江夏さんは「マウンドに上がって萎縮しているようじゃ、なかなかいい仕事はできないですね」と守護神の役割について語ると「やっぱり、平然とやっているように相手に見せる。それも大事と思うし。無理につくることはないですけどね。つくってんのは相手から見え見えに分かりますからね」と続けた。

 「中畑さんがもう“分かりました!”って。“ボール換えなくていいです!”って。あの感じがねぇ…」。“昭和のプロ野球あるある”に石橋は笑いが止まらなかった。

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