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中日・平田「また花を咲かせたい」、異型狭心症に負けない!“ヨガの呼吸”で完全復活へ

[ 2022年1月19日 05:30 ]

自主トレにヨガを取り入れ復活を目指す中日・平田
Photo By スポニチ

 中日の平田良介外野手(33)が18日、愛知県豊田市の「JPCスポーツ教室 豊田店」で自主トレを公開し、レギュラー奪回を今季の目標に挙げた。

 「もう一回、レギュラーを勝ち獲ってチームの代表としてプレーしたい。また花を咲かせたい」

 昨年7月に胸が締め付けられるなどの症状を訴えて緊急搬送され「異型狭心症」と診断された。打撃不振も重なり21試合で打率・155、0本塁打、4打点に終わった。復活を期す今オフは、自主トレのメニューに初めて本格的にヨガを取り入れた。この日もインストラクターの指導を受けながら最初に約1時間、しっかりと呼吸を整え体をほぐした。

 「病気で呼吸が浅くなった。ヨガを取り入れることで深い呼吸ができるようになる。体の可動域も広がる。体はだいぶ動くようになったし病気前より深い呼吸ができている」

 体幹トレや股関節を使った走り方指導も受け、午後には豊田市内のグラウンドに移動。ロングティーではメーカーに頼み込んで取り寄せたアオダモのバットで柵越えを連発し、「やっぱり違う」と相棒の力を実感した。

 昨年11月の契約更改後の会見では「来年は全てをかける。ダメなら引き際」と悲壮な決意を明かした。新たに手に入れたヨガの呼吸と、こだわりの名刀で敵を斬りまくり、不滅の平田に生まれ変わる。(中澤 智晴)

 ▽異型狭心症 一時的に心臓の筋肉に十分な血液が供給されない時に胸の痛みや圧迫感が出る病気が狭心症で、血管の一番内側にある内皮細胞の障害が原因とされるものが「異型狭心症」と呼ばれる。冠動脈が勝手に収縮してしまうことで血液供給が減り、症状が出るとされる。自律神経の異常が関連するともいわれ、日常生活では生活習慣病に注意し、禁煙や運動が重要。

 《陸上元日本記録保持者に師事、走り方も改善》平田は自主トレで走り方の改善にも取り組んでいる。陸上110メートル障害の元日本記録保持者で社会人野球の指導経験もある松久孝弘ストレングス&コンディショニングコーチ(53)に師事し、効率が良く体への負担も少ない走り方を勉強。股関節の柔軟性を高めるドリルなどに取り組み「今まで使っていた力を使わなくてもスピードが出せる」と効果を実感。松久コーチも「今まで感覚でやっていたところがある。まだまだ伸びる」と太鼓判を押した。

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