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ヤクルト・村上 5冠王いける「全てタイトル獲りたい」バース以来36年ぶりの快挙へ

[ 2022年1月19日 05:30 ]

連覇を目指し“V2蹄ポーズ”で笑顔の(左から)青木、宮本、村上、塩見(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(21)が18日、神宮の室内練習場で青木宣親外野手(40)らと自主トレを公開。昨季は自己最多の39本塁打をマークして初の本塁打王に輝いた若き主砲は全ての打撃タイトルの奪取に意欲。打率、本塁打、打点の主要3部門に加え、最多安打、最高出塁率も含めた「5冠王」となれば、セ・リーグでは86年の阪神・バース以来、36年ぶりの快挙となる。

 決して大言壮語には聞こえない。夢の3冠王…、いや、打撃タイトル総なめによる「5冠王」の実現。昨季はセ・リーグのMVPに輝くなどチームの20年ぶりの日本一に貢献した村上が自主トレを公開し、堂々と宣言した。

 「全てタイトルを獲れるなら獲りたい。去年よりも、さらにいい成績を残すことは絶対条件だと思います」

 昨季は自己最多39本塁打で初の本塁打王を獲得。打点は巨人・岡本和に1打点及ばずもリーグ2位の112打点だった。打率は・278も20年は5位の・307。昨年は7月が月間打率・178と最も調子を落としたが「7月にもう少し打っていれば去年も3割近く打っていたと思う」と自信ものぞかせる。好不調の波をなくせば04年の松中信彦(ダイエー)を最後に誕生していない3冠王も可能。村上が「全て」と語るように最多安打と出塁率のタイトルを含めた5冠王も夢ではない。

 成績を残しても、変化を恐れない。詳細は明かさなかったが「挑戦したい。もっといい成績を残せるフォームがあると思って取り組んでいます」と打撃フォームやバットの変更を示唆。昨年までは尊敬する青木モデルのアベレージ型のバットを使用していたが、進化を求めて開幕まで試行錯誤していく構えだ。

 再びの快挙達成も狙う。昨季は清原和博の21歳9カ月を上回る21歳7カ月で史上最年少100号を達成。次の節目の150号も同じ先輩の22歳11カ月が最年少記録だ。更新するには今季に46本塁打を放つことが条件だが「レベルの高い、凄く難しい数字だと思うけれど、キャリアハイの数字を叩き出せるように頑張る」と意気込む。

 初のゴールデングラブ賞にも意欲を見せ、キャッチボールやノックで精力的に汗を流した村上。若き主砲には、伸びしろしかない。(青森 正宣)

 ≪過去5人だけ≫3冠王に加え最多安打、最高出塁率のシーズン5冠は過去に中島治康(巨=38年秋)、王貞治(巨=73年)、落合博満(ロ=82年)、バース(神=85、86年)、松中信彦(ダ=04年)の5人(6度)が記録している。なお、95年のイチロー(オ)は打率、打点、最多安打、最高出塁率、盗塁の5部門でタイトルを獲得。本塁打はトップと3本差の3位だった。

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