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阪神・佐藤輝 あるぞ新4番!!“大山と競争”矢野監督が構想披露「入る状態になればすごく面白い」

[ 2022年1月19日 05:30 ]

キャッチボールで調整する佐藤輝(撮影・後藤 大輝)
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 あるぞ!新4番――。阪神の矢野燿大監督(53)が18日、読売テレビの情報番組「朝生ワイドす・またん!」に生出演し、佐藤輝明内野手(22)を大山悠輔内野手(27)とともに今季の4番候補に挙げた。「テルが入る状態になればすごく面白い」。大きな期待を背負う大器も、その気だ。 

 4番を問われた指揮官は、2人の名前をフリップボードに書き込んだ。「大山、佐藤輝」。2年目を迎える大器を、主砲候補の一人に挙げた。

 「理想を挙げた上で言うと、その2人がいいのかなと」

 矢野監督のプランには、和製大砲の4番定着がある。「今まで一番(4番を)務めている悠輔(大山)が1年間不動というのが安定的」。昨季は故障や不振に苦しんだ大山の逆襲はもちろん、期待をかけるのが背番号8のさらなる成長だ。

 「(4番に)テルが入る状態になればすごく面白い、いい打線になっていると思う。(実現すれば)チーム内の競争は、絶対に強くなっている」

 プロ1年目の昨季は4番として11試合に出場した。球団107代目4番として初出場した5月2日の広島戦では逆転満塁弾を記録。新人が4番初出場試合で満塁弾を放ったのはプロ野球史上初の快挙だった。主砲としての実績こそないものの記憶に残る活躍は見せていた。初めて直接指名を受けた佐藤輝は即座に呼応した。

 「期待していただいているので、なんとか結果で応えたいなと。中軸はランナーを還すのが一番の目的だと思う。そういうバッティングをしていけたら。レベルアップしていきたい」

 打撃に関しては「去年のままいっても同じことの繰り返し。ボールを長く見るような打ち方にしたい」と打撃フォームの試行錯誤にも余念がない。その上で、この日は鳴尾浜で元陸上選手の秋本真吾氏から走塁指導も受けた。

 「速く走るのもそうですけど、けがのリスクを減らす走り方を教えてもらった」

 走っている際に前傾になりがちだったという姿勢を矯正され、「すごくいい。二塁打、三塁打とか長打の際にはすごく生きる走りになった」と評された。まだ記録してない三塁打を量産すれば、20年ドラフトの同期入団でライバルの牧(DeNA)が昨季に達成したサイクル安打への夢も広がる。

 「二塁打だったものを三塁打にできるように。(サイクルは)チャンスがあれば狙っていきたい」

 走塁面での成長が加われば「走れる4番」の誕生も夢ではない。あらゆる面で進化を遂げ、ロマンあふれる主軸を目指す。(阪井 日向)

 《「自宅でも簡単」確定申告模擬体験》佐藤輝は大阪国税局が主催するイベントにリモート出演し、「e―Tax(国税電子申告・納税システム)」を利用したスマートフォンでの確定申告を模擬体験した。「コロナで密を避ける意味でも、自宅でも簡単にできるのはすごくいいなと」。昨季は甲子園バックスクリーンへの本塁打を放てば「DAZNバックスクリーンホームラン賞」として100万円が贈られ、佐藤輝も4月15日広島戦で1本記録。賞の継続となった暁には「いっぱい打って納税できるように頑張ります」とアーチ量産を笑顔で誓っていた。

 【阪神データ 4番打率は昨季12球団ワースト2位】昨季は大山の93試合を筆頭に、マルテが32試合、佐藤輝が11試合、サンズが7試合と4人が務めた。ともにCSに出場したヤクルトは村上、巨人は岡本和が全143試合で先発したのとは対照的だ。4番の打率・231は、ロッテの・224に次ぐ12球団ワースト2位と振るわなかった。

 《大山は3ポジションで練習「優勝にどう貢献できるか」》昨年12月に一般女性との結婚を発表し、新しい家族とともにシーズンに臨む大山は現在、沖縄県内で梅野、岩崎、小川、小野寺らと自主トレに取り組んでいる。「今年は優勝に向けてやっていきたい。そこにどう貢献できるかをしっかり考えてやりたい」と決意を固め、キャンプでも三塁、一塁、外野の3つのポジションで練習に取り組む予定で、3種類のグラブを持参し、レギュラー確保を最優先する構え。打撃でも「キャリアハイが最低ライン」と20年の28本塁打、85打点の更新を誓っている。

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