ヤクルト村上 打球飛び過ぎ「頼むからライトに打つな!」も屋根破壊の過去「すみませんでした」

[ 2022年1月13日 12:54 ]

ヤクルト・村上
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 昨季セ・リーグの本塁打王と最年少MVPに輝いたヤクルトの村上宗隆内野手(21)が12日放送のNHK BS1「千鳥のスポーツ立志伝」(月2回程度、水曜後9・00)にゲスト出演。少年野球時代、屋根を破壊した近所の人に謝罪した。

 お笑いコンビ「千鳥」のノブと大悟がMCを務め、ゲストの「技」「キャラクター」「立志」の“クセ”に迫る同番組。村上の「技」のクセは「逆方向に打てる」、「キャラクター」のクセは「生意気だけど頼もしい」、「立志」のクセは「悔しさから這い上がる」と番組によって分析された。

 VTRでは少年野球時代の村上のエピソードが披露された。グラウンド近くに住む住民は右翼の向こう側で農作業していた時、「畑にグラウンドからボールが飛んできて3メートルくらいのところにボールが落ちてきた。(農作業用の小屋の)屋根も穴だらけ。3年間は危なくて、午後から農作業は中止でした」と苦笑。当時から体格もあり、飛距離が出ていたがゆえの逸話だ。

 指導した熊本東リトルシニアの吉本幸夫監督も「ライトには打つなと。お前は左中間を打て!狙え!と。頼むから打たないでくれ、みんなが困るから」と振り返り、「保護者の人に謝りにいってもらったり、手土産持って行ったり。金かかってます」と冗談交じりに村上のすごさを振り返った。

 VTRを見た村上は「逆方向は飛ばないので…引っ張った方が飛ぶっていうのは自分でもわかってましたし。なんなら壊すぐらいが面白かったんで」とあっけらかんと振り返りつつも、屋根を破壊するなど迷惑をかけてしまっただけに「すみませんでした…申し訳ないです」と詫びた。

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