ヤクルト村上「可愛がられキャラ」のルーツは高校時代? 上下関係なく「先輩にはタメ口」でノビノビ

[ 2022年1月13日 13:12 ]

ヤクルト・村上
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 昨季セ・リーグの本塁打王と最年少MVPに輝いたヤクルトの村上宗隆内野手(21)が12日放送のNHK BS1「千鳥のスポーツ立志伝」(月2回程度、水曜後9・00)にゲスト出演。年上に可愛がられるキャラのルーツが明かされた。

 お笑いコンビ「千鳥」のノブと大悟がMCを務め、ゲストの「技」「キャラクター」「立志」の“クセ”に迫る同番組。村上の「技」のクセは「逆方向に打てる」、「キャラクター」のクセは「生意気だけど頼もしい」、「立志」のクセは「悔しさから這い上がる」と番組によって分析された。

 ヤクルトだけでなく、代表入りした昨夏の東京五輪では、10歳以上年上の巨人・坂本勇人や楽天・田中将大らにも臆せず声をかけ、ムードメーカーで「可愛がられキャラ」として知られる村上。

 高校時代の監督やチームメートがVTR出演し、証言した。当時、九州学院を率いた坂井宏安元監督は「九州学院がそういう雰囲気のチーム。先輩の区別はあるけど、上下関係はなかったんです」と話し、チームメートも「先輩にはタメ口でした。敬語は使わなくて。『おい打てよ!』『ヘイヘイ!』みたいな。それでも先輩に嫌われたりせず、かわいがられていた」と振り返った。

 東京五輪準決勝の韓国戦では、準々決勝・米国戦で4回途中3失点を喫した田中将大が声出し。「オレ以外は本当によくやってると思う」と自虐気味だった田中に「そんなことないっす!」「ナイスボイスです!」と絶妙な合いの手を入れてなごませた。

 千鳥の2人は「なかなか、この状況ではツッコめないよ。でも、ツッコまないとマーくんもしんどいだろうし…。あそこで誰かツッコミいれないとね。だからマーくんは助かったよね」と村上の対応に感心。

 村上は「中堅の人も行きづらいだろうし、これだけ僕は年齢が離れてますから。みんないい先輩方だったので、僕がいくしかないなと思った」と明かした。

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