DeNAドラ3・粟飯原が仮契約 走攻守そろった大型遊撃手 憧れはギータ「足も速く、打撃もすごい」

[ 2021年11月13日 14:17 ]

<DeNA・粟飯原仮契約>仮契約を終え帽子をかぶる粟飯原(左)と吉見スカウト(撮影・島崎 忠彦)
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 DeNAからドラフト3位で指名された粟飯原(あいばら)龍之介内野手(17)=東京学館=が13日、千葉・成田市内で契約金5000万円、年俸610万円で仮契約した。(金額は推定)。

 高校通算33発の長打力に50メートル5秒9と走攻守そろった大型遊撃手。憧れは「足も速く、打撃もすごい柳田選手」と2度のリーグMVPに輝いたソフトバンクの主力打者を真っ先に挙げた。

 幼少時から野球以外の様々なスポーツに取り組んできた。「バスケット、バレーボール、陸上、水泳…。跳躍力はついたし、可動域も広がりました」。野球に絞ったのは千葉県香取市立佐原小1年からだったが、小6時には香取市の陸上大会に駆り出され、走り幅跳びで優勝したことも。高校球児だった父・茂さん(43)、バレーボールで高校時代関東大会にも出場した母・美紀さん(40)からスポーツ万能のDNAを受け継いだのかも知れない。

 ちなみに『粟飯原』は全国に約3100人しかいない珍しい名字と言われる。「地元で何軒かはあるんですけど…」と美紀さんは首を傾げるが、DeNAファンに1日でも早く名前を覚えてもらうため来春のキャンプから猛アピールが期待される。

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