「5回、頼むわ!」ヤクルト・高津監督 歓喜の胴上げ「念願がかなった」神宮舞い

[ 2021年11月13日 05:30 ]

セCSファイナルS第3戦   ヤクルト2ー2巨人 ( 2021年11月12日    神宮 )

<ヤ・巨>日本シリーズ進出を決めて胴上げされる高津監督(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト・高津監督の「5回、頼むわ!」が合図だった。神宮のマウンド付近にできた歓喜の輪。ナインの手で5度、宙を舞った指揮官は「リーグ優勝した時は横浜スタジアムだった。ぜひ神宮で胴上げしてもらいたいと。念願がかなった」。日本シリーズは東京ドーム開催。神宮で舞う姿をファンに届けた。

 「絶対大丈夫」の合言葉でリーグ優勝に導いた。CS前も「僕らは決して横綱ではない。絶対にやってはいけないのは、腰を引いて受け身になること」と鼓舞。日本一は自身が胴上げ投手となった01年以来、20年遠ざかる。「“絶対大丈夫”を心に入れて、日本全国のスワローズファンのためにも全力で戦いたい。必ず日本一になります」と誓った。今度は、指揮官として舞う。(青森 正宣)

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2021年11月13日のニュース