阪神ドラ2鈴木、左三本柱に名乗り!!遥人&伊藤将に続く巨人キラー仲間入り&2年連続勝ち越し目指す

[ 2021年11月13日 05:30 ]

阪神と仮契約を完了した創価大の鈴木勇斗(球団提供)
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 阪神からドラフト2位指名を受けた創価大・鈴木勇人投手(21)が12日、都内ホテルで交渉に臨み、契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。仮契約を終えた左腕は巨人戦の2年連続勝ち越しへ向け、高橋、伊藤将との三本柱結成を誓った。

 「巨人戦は自分も投げたいという気持ちがありますし、高橋選手がああいうピッチングをしていると、自分も頑張らないとという気持ちになる」

 巨人キラーの仲間入りを誓った。高橋は今季、宿敵に対し2戦2勝。16回連続無失点の“無双”を演じ、虎党を喜ばせた。伊藤将は初対決となった4月7日の一戦を7回1失点にまとめ、記念すべきプロ初勝利。2人の奮闘もあり、14年ぶりの勝ち越しに成功した。ただ、近年の屈辱を思えば、この程度では物足りない。自身がその輪に加わることで、03~05年以来の2年連続勝ち越しを目指す。

 ドラフト1位指名された森木とも連絡を取り合っていることを明かした。「自分にはない感覚とか持っていると思うので、いろいろ聞いてみたい」。年齢は関係なく、貪欲に吸収する構え。休日にはジャズを聴く一面も持つ九州男児。「初勝利を目標にそこから勝ちを重ねていって新人王、最終的には球界を代表する投手になると決めている」。意欲が尽きることはない。(石崎 祥平)

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2021年11月13日のニュース