阪神・育成ドラフト1位の伊藤と仮契約「マウンドでは人が変わる」というギャップが魅力の左腕

[ 2021年11月13日 11:22 ]

仮契約を終え、色紙を手に笑顔の伊藤稜(球団提供)
Photo By 提供写真

 阪神から育成ドラフト1位で指名された伊藤稜投手(22=中京大)が13日、名古屋市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金200万円、年俸300万円で仮契約を結んだ。

 約1時間の交渉を終え「まずスタートラインに立って、プロになった実感が沸きました」と笑顔。

 阪神は今年のドラフトで伊藤のほかに2位・鈴木勇(創価大)、3位・桐敷(新潟医療福祉大)と左腕を指名。「切磋琢磨していきたいが、まずは自分のいいところを見せられるように。自分をアピールしていきたい」と冷静に意気込んだ。

 自らの性格を「普段は明るいです」と自己分析する一方で「マウンドでは人が変わるといわれるので、ギャップがあるのかな」と照れ笑い。「普段と違う表情、気迫が見られると思います」とグラウンドでは闘争心を全面に出し、まずは支配下契約を勝ち取る覚悟だ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月13日のニュース