パイレーツ筒香、最終戦で二塁打 指揮官「ヨシのことは本当に評価している」

[ 2021年10月4日 08:19 ]

 レッズ戦の初回、二塁打を放つパイレーツ・筒香=ピッツバーグ(ゲッティ=共同)
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 パイレーツの筒香嘉智選手(29)が3日(日本時間4日)ピッツバーグでのレッズ戦に、「2番・右翼」でスタメン出場した。

 相手投手はこれがメジャー2試合目の登板となる25歳の左腕サンマーチン。第1打席は初回無死一塁で、3-2から内角低め88・7マイル(約142・7キロ)のシンカーを叩き、打球は一、二塁間をゴロで抜けライト右へ。筒香は好走塁で今季12本目の二塁打とした。

 第2打席は3回先頭で1-0から真ん中に入る78・5マイル(約126・3キロ)のスライダーをとらえたが、打球角度38度と少し上がりすぎ、116メートルの大飛球をフェンス手前で好捕された。第3打席は5回1死一塁、1-2から外角低め直球に空振り三振。第4打席は8回先頭で1-0から3番手右腕ウォーレンの外角スライダーを打って左飛に倒れた。試合はレッズが6対3で勝った。

 筒香の今季の成績は81試合に出場、230打数50安打の打率・217、8本塁打、32打点。出塁率は・307,長打率は・383だった。パイレーツに限れば43試合に出場、127打数34安打の打率・268、8本塁打、25打点。出塁率は・347,長打率は・535だった。

 デレク・シェルトン監督は試合後「ヨシはうちでとてもいいプレーをしてくれた。打つだけでなく、慣れていない右翼を守ってもらったが、うまくなっている。ライトの(特殊な)フェンスにアジャストして今日は打球を巧みに処理した」と賛辞。フリーエージェントになるが、「来季に関しては、球団で編成について話し合うことになるが、ヨシのことは本当に評価している」と話していた。

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