首位打者はターナーとグリエル 大谷の得点圏被打率と一塁までの到達タイムは1位

[ 2021年10月4日 10:54 ]

37歳で首位打者となったアストロズのグリエル(AP)
Photo By AP

 大リーグは3日にレギュラーシーズンの全日程を終了。エンゼルスの大谷翔平(27)は打率・257(ア・リーグ45位)、46本塁打(同3位)、100打点(同13位)、26盗塁(同5位)で4年目のシーズンを終えた。

 AP通信によれば大谷の長打率(・592)はブルージェイズのウラジミール・ゲレロJR(22=・601)に次いでア・リーグの2位。得点圏における被打率(・087=127打数11安打)は110回以上を経験している投手に限るとメジャー全体のトップとなった。また本塁から一塁までの到達タイム(4秒09)もメジャー1位。主要タイトルには手が届かなったが、高い能力を示す数値が各部門でにじみでていた。

 なおタイトルホルダーは以下の通り。ア・リーグの首位打者には2014年にDeNAに在籍したアストロズのユリ・グリエルが・319で輝いたが、37歳での首位打者は2002年のバリー・ボンズ(ジャイアンツ=当時38歳)に次ぐ年長記録となった。ナ・リーグでは7月30日にナショナルズからドジャースに移籍したトレイ・ターナー(28)が・328でタイトルを獲得。ロイヤルズのサルバドール・ペレス(31)はア・リーグで本塁打と打点の2冠を達成した。

 <ア・リーグ1位>

 ▼打率=ユリ・グリエル(アストロズ=・319
 ▼本塁打=サルバドール・ペレス(ロイヤルズ=48)&ウラジミール・ゲレロJR(ブルージェイズ=48)
 ▼打点=サルバドール・ペレス(ロイヤルズ=121)
 ▼安打数=ボー・ビシェット(ブルージェイズ=191)
 ▼盗塁=ホイット・メリフィールド(ロイヤルズ=40)
 ▼勝利数=ゲリット・コール(ヤンキース=16)
 ▼防御率=ロビー・レイ(ブルージェイズ=・2・84)
 ▼奪三振=ロビー・レイ(ブルージェイズ=248)
 ▼セーブ=リアム・ヘンドリクス(ホワイトソックス=38)

 <ナ・リーグ1位>
 ▼打率=トレイ・ターナー(ナショナルズ→ドジャース=・328)
 ▼本塁打=フェルナンド・タティスJR(パドレス=42)
 ▼打点=アダム・デュバル(マーリンズ→ブレーブス=113)
 ▼安打数=トレイ・ターナー(ナショナルズ→ドジャース=195)
 ▼盗塁=トレイ・ターナー(ナショナルズ→ドジャース=32)
 ▼勝利数=フリオ・ウリアス(ドジャース=20)
 ▼防御率=コービン・バーンズ(ブルワーズ=2・43)
 ▼奪三振=ザック・ウィーラー(フィリーズ=247)
 ▼セーブ=マーク・メランソン(パドレス=39)

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月4日のニュース