元阪神・岩田徹氏 大阪偕星学園の監督に就任「最終目標はもちろん甲子園に出ること」

[ 2021年10月4日 05:30 ]

阪神時代の岩田徹氏

 阪神でプレーした岩田徹氏(54)が大阪偕星学園の硬式野球部監督に就任することが3日、決まった。来年1月から指導する。

 岩田氏はPL学園では清原、桑田の1学年先輩で、外野手で出場した84年春夏の甲子園ではいずれも準優勝。社会人野球の三菱自動車水島を経て88年ドラフト4位で阪神に入団した。強肩が評価され、プロ入り後に捕手転向。1年目の89年に開幕1軍入りし、98年まで10年間で58試合に出場した。今年は社会人野球の大会に出場する履正社学園のヘッドコーチやボーイズリーグ「北大阪ボーイズ」の監督を務めていた。

 大阪偕星学園は15年夏に甲子園初出場を果たしたが、以降は聖地から遠のく。今夏の大阪大会では三国丘に1回戦で敗れた。元阪神捕手の指導者では、智弁和歌山の中谷仁監督が今夏に全国制覇を果たしたが、岩田氏は「最終目標はもちろん甲子園に出ることですが、まずは高校生らしい、立派な野球人の育成を指導していきたい」と抱負を述べた。

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2021年10月4日のニュース