戦力外の楽天・藤田は球団からセカンドキャリア打診も「良いお話いただき感謝。現役へのこだわりも」と熟考

[ 2021年10月4日 13:13 ]

楽天の藤田一也
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 楽天は4日、藤田一也内野手(39)と来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。球界屈指の守備力を誇る大ベテランは、17年目の今季はここまで1軍出場がなかった。

 球団は功労者である藤田に対して、指導者などのオファーを打診した模様だ。藤田は球団を通じて「球団から大変良いお話をいただきました。イーグルスには感謝しかありません。野球選手としての大事な決断をするにあたり、現役へのこだわりも球団には理解していただいておりますので、しっかり考えていきたいと思います」とコメント。今後については、現役続行も視野に入れながら熟考する考えだ。

 石井一久GM兼監督も「藤田選手はイーグルスの歴史を作ってくれた大事な選手ですので、これからもプレーヤー以外のポジションで球団に残っていただけるような打診をさせていただきました。球団としても功労者である藤田選手の意思や決断の時間を尊重したい思いがあり、早い時期での発表とさせていただきました」とコメントを発表した。

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