国学院大が逆転サヨナラ勝ち 代打・青木寿修が決めた「チームのために動こうと思った」

[ 2021年10月4日 18:10 ]

東都大学野球・第3週第2日   国学院大3―2駒大 ( 2021年10月4日    神宮 )

<東都大学野球 駒大・国学院大>9回1死一、二塁、サヨナラとなる左越え適時二塁打を放った国学院大・青木(右)=撮影・郡司 修
Photo By スポニチ

 国学院大は駒大に逆転サヨナラ勝ちを収めた。

 2点を追う9回、3安打で1点差とし、なお1死一、二塁から代打・青木寿修(ひさなが)外野手(3年・国学院栃木)が左中間を破る逆転サヨナラ打。「真っすぐに負けないようなイメージで入った。(スタメン落ちは)悔しかったがチームのために動こうと思っていた」と振り返った。

 春のリーグ戦では12試合に出場し、打率・286をマークしたが、選手を集めたミーティングで、鳥山泰孝監督から「レギュラーとは認めない」と厳しい言葉をかけられた。青木は「全員の前で言ってもらって気合が入った。秋に向けて頑張ろうと思った」とスイングスピードを上げることをテーマに、夏場に振り込んできた。

 この日の8回。鳥山監督からベンチ裏に呼ばれ「真っすぐに振り負けない準備をしておけ」とアドバイスを受けた。試合を決めた一打は、直球を捉えたもの。鳥山監督は「9回は素晴らしい集中力を発揮してくれた」と目を細めた。(川島 毅洋)

続きを表示

2021年10月4日のニュース