今秋ドラフト上位候補の関西国際大・翁田大勢 今季初スカウトの前で先発2失点完投

[ 2021年10月4日 14:50 ]

阪神大学野球秋季リーグ 第5節第1日   関西国際大8―2大体大 ( 2021年10月4日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<大体大・関西国際大> 大体大に完投勝利する関西国際大・翁田(撮影・平嶋 理子)
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 今年の春秋を通じ、初めてスカウトが視察可能となった最初で最後の先発機会で、胸を張れる結果を残した。今秋ドラフト上位候補で最速157キロ右腕の関西国際大・翁田大勢(4年=西脇工)が先発し、149球を投げ抜き2失点完投。6四死球を与えながら14三振を奪い、ポテンシャルの高さを見せつけた。

 「野手が打ってくれたので、楽に投げられました。人が入っての試合は久々でしたが、それで力みというのはなかった」

 阪神大学野球リーグは緊急事態宣言が明けたことで、この日から2021年初の有観客試合となった。初回に2四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、直球で連続三振に仕留め脱出。4回は3者連続三振と圧倒するなど、この日最速152キロの直球は威力十分だった。「求めているような投球ではなかった。直球も走っていなかった」と自己評価は辛口だったが、その分フォークなど変化球を多投。大崩れせずにまとめた。

 ネット裏には貴重な機会を逃すまいと全12球団、44人のスカウトが大挙集結。西武の渡辺久信GMが「評判通り、真っすぐの力はあるなという印象。あれだけのボールが投げられるのは、持っているポテンシャルが高いということ」と話せば、ヤクルトの小川淳司GMも「球威のある直球を投げる。横手気味であれだけ(スピードが)出るのは武器。上位候補の一人」と好評価。11日のドラフトまでちょうど1週間となったが各球団、ぎりぎりまで有力選手の一人である翁田の位置づけに頭を悩ませることになりそうだ。

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