阪神・西勇 またもNPB通算100勝ならず 6回3失点と力投するも、6戦連続で白星逃す

[ 2021年8月27日 20:43 ]

セ・リーグ   広島ー阪神 ( 2021年8月27日    マツダ )

<広・神(14)>5回、苦しい投球に汗を拭う阪神・西勇(撮影・岩崎 哲也)
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 またも勝てなかった。阪神先発の西勇は6回7安打3失点で降板。後半戦3試合目の登板で初のクオリティスタート(6回以上、3失点以下)を記録したものの、6試合ぶりの白星とはならなかった。

 13日広島戦では初回に4失点、20日中日戦では2回に5失点と後半戦2試合で立ち上がりに不安を抱えていたが、この日は2回まで無失点。だが2点リードの3回に西川の適時打で1点を返されると、4回には先頭の鈴木誠に初球を捉えられて中堅フェンス直撃の二塁打を浴び、続く坂倉にも初球を右前に運ばれる適時打。2球で同点に追いつかれると、1死二塁から菊池涼にまたも初球を捉えられ、中堅オーバーの適時二塁打で試合をひっくり返された。

 5、6回は無失点に抑えて試合は作ったが、7回に代打を送られて降板となった。6月18日巨人戦で今季4勝目を挙げてNPB通算99勝としたが、そこから5戦5敗。6度目のチャレンジも実らなかった。

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2021年8月27日のニュース