広島・九里、8勝目 巨人キラー発揮だ今季5戦4勝 佐々岡監督から助言インステップ修正の効果出た

[ 2021年8月27日 05:30 ]

セ・リーグ   広島11-2巨人 ( 2021年8月26日    東京D )

<巨・広17>5回1死満塁、岡本和を併殺に仕留めガッツポーズを見せる九里(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 キラーぶりを発揮した。広島先発・九里が6回1失点で8勝目。好相性の巨人相手に粘投し、チームの連敗ストップに貢献した。

 「先に点を取ってもらったので、まずは自分の投球をした中でチームの勝ちにつながる投球をと思いました」

 3点の援護を受けた初回に2死一、二塁のピンチを背負うも、無失点で立ち上がった。5回1死二塁から制球を乱し、3者連続与四球で1点を失ったが、崩れなかった。なおも1死満塁、岡本和を二ゴロ併殺に仕留め、試合の流れを引き戻した。

 前回登板後に佐々岡監督から助言を受け、中5日の登板間隔で過度なインステップを修正。この日の勝利につなげた。これで今季の巨人戦は5試合4勝1敗。首脳陣の期待に結果で応え、「(大瀬良と)一緒に(投手陣を)引っ張っていければいい」と前を向いた。

続きを表示

2021年8月27日のニュース