巨人・菅野、自己最悪の4連敗…56日ぶり登板で6回3被弾5失点「ゲームをつくれず申し訳ない」

[ 2021年8月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―11広島 ( 2021年8月26日    東京D )

<巨・広>6回、菊池に左越え2ランを浴び肩を落とす菅野(撮影・会津 智海)
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 巨人の菅野は、56日ぶりの復帰登板を白星で飾れなかった。コンディション不良で2軍調整していたエースの菅野は6回5失点で自身初の4連敗を喫し、「チームとして大事な時期で、ゲームをつくれずに申し訳ない」と肩を落とした。

 東京五輪の日本代表も辞退して約2カ月間の調整を重ねてきたが、本来の投球とは程遠かった。初回に鈴木誠と坂倉に続けて被弾。6回にも菊池涼に2ランを浴び、3被弾以上は19年5月以来、自身3度目のことだった。

 原監督は「反省と対策で次に生かしてくれるでしょう」と言い、今後もローテーションで回ることになった。一方、5発を浴びて11失点での大敗に「チームとしては二度とこういうゲームはしたくない」と投手陣に奮起を促した。(田中 健人)

 ≪広島・誠也に今季4被弾目≫菅野(巨)が16年6月の3連敗を上回る自己最多の4連敗を喫した。初回2死からは鈴木誠、坂倉に連続被弾。イニング2者以上連続被本塁打は、19年4月25日ヤクルト戦の3回に3者連続で打たれて以来だ。

 また、昨季まで打率.213、ノーアーチに抑えていた鈴木誠に、今季は4戦連続4本目となる一発を献上し被打率.500。同一打者にシーズン4被本塁打は、14年丸(広=現巨人)の3本を上回る自己ワーストになった。

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2021年8月27日のニュース