ダルビッシュ8敗目 復帰戦で6回4失点 終盤へ「自分に鞭打って投げたい」

[ 2021年8月27日 14:21 ]

ドジャース戦で復帰登板したダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)は26日(日本時間27日)、サンディエゴでのドジャース戦で今季24度目の先発登板。腰の張りで2週間負傷者リストに入っていたが復帰、3度サイヤング賞に輝いたシャーザーとの投げ合い。6回を投げ5安打1四球6奪三振、4失点とし、8敗目を喫した。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――腰の具合は。
 「最初の3、4回は少し張ったが、徐々に良くなり、最後の2回はあまり気にならなくなったし、リリースポイントについても良いところで投げられました」

 ――治療は。
 「この2週間リハビリをいろいろやってきましたけど、今日、イニング間にトレーナーさんに股関節のストレッチをしてもらうとだいぶ良くなった」

 ――監督は、今回の下半身の違和感はカブス時代に感じていたものに近いと言っていた。
 「腰の張りは、カブス時代に1回やりましたけど、どっちかというと2013年のレンジャーズの時に似ている感じです」

 ――今日100球以上投げた。あと1カ月、残り試合行けそうか。
 「行けるかというより、行かないといけない。今日も球速がなかなか出ない状況だったが、残り1ヶ月、自分に鞭打って投げたい」

 ――ロスチャイルド投手コーチがチームを離れた。
 「すごくいい人だったし、気を使って優しくしてくれた。自分が過去2カ月、普通に投げられていればああならなかった。すごく責任を感じています」

 ――離脱している間にチームの状況は良くなかった。
 「見てのとおり、なかなか勝てない。噛み合っていない部分がある。みんな一人ひとりがなんとかしようと、一生懸命になっている。誰も投げやりにはなっていない」

 ――チームスポーツで、個人でできることは限られているが、大事なことはなにか。「外から見ていると、気持ちを楽にとか、自分のやることに集中しろとかになるかもしれないが、実際に中で戦う側だと難しい。みんなでもがきながら、チームがばらばらにならないように、気持ちを一つに持っていくことが大事」

 ――復帰前に心がけたことは。
 「2週間ほぼ、トレーニングで重いのはできていないし、試合で投げていないから感覚もなくなっている。しかも昨日は長いイニングの試合でチームはブルペン全員を使った。だからプレッシャーは会ったけど、今日は長いイニングを投げないといけないと思った」

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2021年8月27日のニュース