おかわり弾呼んだ栗山打 西武の「骨と牙」初回に一撃 

[ 2021年8月27日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3―0ソフトバンク ( 2021年8月26日    メットライフD )

<西・ソ>初回2死一塁、先制の右越え2ランを放つ中村(撮影・尾崎 有希)
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 西武の栗山と中村はライオンズの「骨と牙」と呼ばれる。17年の球団ポスターのコピーで、そこからファンに定着した。骨牙。チームの屋台骨となり相手に牙をむく。その通りの初回の攻撃だった。

 2死無走者から栗山が右前打。球団生え抜き初の通算2000安打まで9本とし、カウントダウンに入った。続く中村が右翼最前列に先制の11号2ラン。スタンドインか微妙な打球で、一塁走者の栗山は懸命に走った。汗だくでベンチに戻ると「もっと飛ばさな!全力で走ったわ」と笑いながら声を掛けた。

 01年ドラフト同期で同学年の盟友。この日で通算1600安打となった中村は「ホントに凄いと思う。僕はまだ400本ある」と称える。「とにかく1本ずつ積み重ねるだけ」と栗山。偉業達成が見えてきた。

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2021年8月27日のニュース