中京 4連覇へサヨナラ勝ち発進 全国高校軟式野球

[ 2021年8月27日 05:30 ]

 全国高校軟式野球選手権大会第2日は26日、兵庫県の明石トーカロ球場などで1回戦4試合が行われ、コロナ禍で中止となった昨年の第65回大会を挟んで4連覇を狙う中京(岐阜)、比叡山(滋賀)、松商学園(長野)、浜田(島根)が準々決勝に進んだ。中京は仙台育英(宮城)に2―1でサヨナラ勝ち。比叡山は城西(東京)に8―2で快勝した。

 中京は4連覇に向けて重圧のかかった初戦で、サヨナラ勝ちを決めた。同点で迎えた9回1死一、二塁から加藤が左前へ決勝打。「決められてうれしい」とガッツポーズをつくった。序盤から相手投手陣に苦戦していた打線が最後に底力を発揮。好スタートを切った平中亮太監督は「初戦で硬さはあったが、意地を見せてくれた」とうなずいた。

 <比叡山 神野が口火打>打線が序盤から着実に得点を重ねて勝利をつかんだ。3回は神野の3点三塁打で先制。6回に3点を奪い、続く7回は2点を追加した。神野は「先制点は大切。チームが(勢いに)乗ることができてうれしい」と充実の表情。渡辺雅信監督は「細かいミスもあった」と頂点を見据えて気を引き締めていた。

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2021年8月27日のニュース