ダルビッシュ5敗目も「僕としては内容は悪くない」

[ 2021年7月26日 06:48 ]

ナ・リーグ   パドレス3―9マーリンズ ( 2021年7月25日    マイアミ )

マーリンズ戦に先発したダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は25日(日本時間26日)、マイアミでのマーリンズ戦に今季20度目の先発をし、5回を投げ、5安打1四球4失点で、今季5敗目(7勝)を喫した。

 試合後の一問一答は以下の通り。
 ――最近、変化球のコントロールが良くないのでは。
 「思ったところに投げられていない球もありますけど、そういうことは今までも試合中に多々ある。ここ数試合特に多いかというと、そうは思わない」

 ――カーブはどうか。「カーブはだいぶよくなってきて、いい感じだし、リリースポイントが近いものが見つかってきている」

 ――2失点の5回に何があったのか。
 「最後のイニング、悪い球を投げていたわけではない。レフトへの二塁打のカッターは甘かったですけど、それ以外はそんなに悪くなかった」

 ――右方向への2本のホームランに驚いたか。
 「あれは打球速度を見ても、ホームランの打球ではない。あそこがあんなに伸びるとは知らなかった。僕のスライダー、カッターを逆方向に打つことはあまりないのでびっくりしました」

 ――天候に左右された今回の遠征について。
 「今まで、ロードで雨がどうとか、こんなに続くことはなかった。こういう年もあるんだなと」

 ――残り60試合。大事な試合が続くが。「1試合、1試合、勝ちに行く気持ちが大事。僕が投げる試合だけでなく、残り少ないので、みんなで一生懸命にやらないとなと思っている」

 ――オールスター前に体調を崩した後、長い東海岸遠征。コンディション的に難しかったか。
 「そこまでではないけど、僕の中でアップダウンはある。そのへんをどう改善していくか。でもオールスター前よりは体調は良いです」

 ――今日の投球内容は悲観するものではない。
「僕としては内容は悪くない。スライダーも外のボール球を振らせることができていた。カーブも良い球が投げられていた。だいぶよくなってきている」

 ――点に絡んだ打球はすべて逆方向。相手のアプローチをどう見たか。「アプローチでこうやっているなという感じは、僕にはなかった。ただマレーロという選手はスライダーの低めをあっちの方向に打つことは多いので、ある程度予想はしていました」

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2021年7月26日のニュース