阪神・矢野監督の母校、桜宮は4回戦敗退 3失点完投の谷口は感謝「応援が励みになった」

[ 2021年7月26日 16:04 ]

全国高校野球選手権大阪大会4回戦   桜宮2ー3阪南大高 ( 2021年7月26日    南港中央 )

<阪南大高・桜宮> 2-3で敗れ、うつむき気味にあいさつに向かう桜宮ナイン (撮影・亀井 直樹)
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 阪神・矢野燿大監督の母校で、春季府大会4強の桜宮が阪南大高に2―3で惜敗し、4回戦で涙を飲んだ。

 エース右腕・谷口大が5回に桃田一輝にソロ本塁打を浴びるなど2点を失い、6回にも桃田の適時打で1点を追加された。

 打線は7回に1死二、三塁から山木倖太の適時打で2点を返したが、その後は8回無死二塁から塩谷倖生の中直で二塁走者の谷口が戻れず併殺になるなどチャンスを生かせなかった。

 この日も応援席にはセ・リーグ首位の阪神のスローガンと同じ「挑む」「超える」「頂へ」のボードが掲げられた。阪神とともに頂点へ―の夢はかなわなかったが、酷暑の中で9回を投げきった阪神ファンの谷口は「スタンドのメッセージや応援は励みになった。やってきたことを出し切れた」とさわやかな笑顔で振り返った。

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2021年7月26日のニュース