日大東北 劇的サヨナラで18年ぶり聖地 勇退する宗像監督「8月までユニホームが着られますね」

[ 2021年7月26日 05:30 ]

全国高校野球選手権福島大会決勝   日大東北5ー4光南 ( 2021年7月25日    いわきグリーン )

<日大東北・光南>9回、サヨナラで18年ぶりの甲子園を決めた日大東北ナイン(撮影・長久保 豊)
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 劇的なサヨナラ勝ちで18年ぶり8度目の甲子園切符を手にした。日大東北は同点の9回2死二塁から大塚健太(3年)が中越え適時打。準々決勝で県13連覇の“王者”聖光学院を倒した光南の好投手・星勇志(3年)を打ち崩し、ナインは歓喜の涙に暮れた。

 かつて県3連覇など黄金期を築き、一度退任後、18年から復帰した宗像忠典監督(59)の目にも光るものがあった。この夏を最後に勇退するが「8月までユニホームが着られますね」。4失点で完投したエース・吉田達也(3年)は「絶対に(監督を)甲子園に連れて行こうと思っていた」と胸を張った。

 ▽日大東北(福島)郡山市の私立校。希少なライフル射撃部がある。

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2021年7月26日のニュース