横浜創学館がスーパープレーで決勝進出 中堅・倉谷が勝利呼び込むキャッチ 森田監督「あれでいける、と」

[ 2021年7月26日 15:25 ]

全国高校野球選手権神奈川大会準決勝   横浜創学館5ー2慶応 ( 2021年7月26日    ひらつか )

<横浜創学館・慶応>慶応を破り決勝進出を決めた横浜創学館ナインは笑顔であいさつに並ぶ(撮影・村上 大輔)
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 傾きかけた流れを呼び戻すスーパープレーだった。7回、3点差に詰め寄られなおも2死二塁。打った瞬間センターオーバーかと思われた大飛球を横浜創学館の中堅・倉谷快誓(3年)がフェンスに激突しながらもがっちりキャッチ。抜けていれば2点差でなおも得点圏に走者が残るという場面を食い止め、08年以来13年ぶりの決勝進出に貢献した。

 真後ろの難しい打球。目を切り、一直線に落下地点へと走った。すぐに起き上がれず、治療のため一度担架でベンチへ戻る程の衝撃だったがボールは離さない。同校OB・秋山翔吾(レッズ)をほうふつとさせるファインプレーにエース・山岸翠(あきら=3年)は「あのプレーが流れを変えた」と感謝。森田誠一監督も「捕ってなければ負けていた。あれでいけるかなという気がした」と称えた。

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2021年7月26日のニュース