西日本短大付・林直 大逆転の立役者! 同点弾にサヨナラ打で決勝進出導く!

[ 2021年7月26日 05:30 ]

全国高校野球選手権福岡大会準決勝   西日本短大付9―8飯塚 ( 2021年7月25日    久留米 )

<西日本短大付・飯塚>8回裏、中越え同点の3ラン本塁打を放ち、笑顔でホームインする林直
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 11年ぶりの優勝を狙う西日本短大付が、2大会連続の決勝進出。立役者は3番の林直樹(3年)だ。3点を追う8回無死一、二塁で中越えに起死回生の同点3ラン。この試合前まで16打数4安打、打率2割5分と不振だったが、「なかなか打率が上がらなかったし、まっすぐに詰まらされていた。変化球を狙ってミートを心掛けようと思っていた」とスライダーに反応した。

 ラッキーボーイには出番が回ってくる。9回2死満塁で、フルカウントからスライダーに食らいつき、右中間へサヨナラ適時打。激戦に終止符を打った。

 4回までに0―6と大量リードされ、中盤に反撃して5―6まで追い上げた。そこから突き放されても諦めず逆転。西村慎太郎監督も「1点差に迫ったけど引き離されて、そこからよく逆転できた。林がよく打った」と興奮気味に振り返った。林直は「打てたことは忘れて、また一からちゃんと決勝に臨みたい」。目覚めた主砲がチームを聖地に導く。(本間 正則)

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2021年7月26日のニュース